土地探し

再びＳ不動産を妻と訪ねる。今度は責任者とおぼしきＳさんが対応してくれる。家族構成、希望など伝える。本当は子供の転校など考えると山中市内で駅のそばがいいんだけどというとあっさりあるよ！との返答（前回言ってくれよ）。山中市（Ａ）、お隣町（Ｂ）、もうひとつとなりの新町（Ｃ）（右にいくほど県庁所在地の海無市に近い）の土地を紹介される。早速現地を確認

Ａ　駅のそばにこんなところがあったのかというくらい好条件。駅まであるいて５分。６３坪。但し単価は坪１５万円と最も高い。

Ｂ　駅の裏側の畑をさかんに造成している。が紹介されたところはちょっと駅から遠くてペケ

Ｃ　駅から徒歩１５分位。ここも新興住宅街だが坪８万円程度と安いので、一区画が１００坪程度とかなりのゆとり。

Ａがやっぱり今住んでいる町で土地勘もあるし、ここなら子供もバスや送り迎えで今の学校に通える範囲。Ｓさんは市街に近付き地価も安いＣ、Ｂを勧めるが。

さあどうしよう。

不動産屋を訪ねる

日曜日の不動産のチラシなどには少し目を通すようになったが、面倒なので放っておいた。が、妻にせかされようやく動き出す。

会社の元上司に紹介されたＳ不動産を訪ねた。

条件は駅から歩いて１０分。今の住まいは駅から車で２０分。田舎なので車は当たり前、駅に近ければ子供の通学、私の出張、後の資産価値とにかくなんでも有利だろといった単純な考え。

・第一希望は今住んでいる山中市で山中駅のそば
・第二希望はスーパーモールなど発展中のお隣市で駅のそば
・その他とにかく駅のそば

山中市は田舎のくせに観光地ということでなんでも物価が高いとのこと。土地もその例に漏れず。また売り地も少なくめったに出ないよとのつれない返事

お隣町は利便性から山中市から越す人も多い。ここでお隣駅から徒歩１０分、１００坪の土地を紹介される。坪単価は１３万円。これまで何も興味がなかったので、土地の相場など知らないが、都会の人にとって恐らく駅前でこの値段というのは相当に羨ましいのではないのだろうか。この辺もバブル期には今の倍はしたらしい。そういった意味では今不景気だが、買い時ではあるのかもしれない。

が、紹介された土地は場所も広さも十分だったが、産婦人科跡地ということで心情的にパス。

突然の宣告

十数年住み慣れた社宅が解体されることになった。どうも老朽化で耐震性能が保障できないらしいが、このボロ屋にそんなことは最初から期待していない。

が、とにかく猶予は１年、突然家を考えなければならなくなった。

今の住まいはとある海無県山中市、車が無ければ利便性はゼロだが、自然に恵まれ結構のんびり暮らしておりなかなか快適。子供は４月で中２（長女）、小６（長男）、小４（次女）の３人。田舎なんで、小学校の総生徒数も１００人程度。物騒な話もあんまり聞かないがちょっとのほほんとしすぎかも。これを気にもう少し街中に引越そうという気はある。

が、子供は家を建てることには賛成だが、転校には猛反対。オイオイ、おまえらいつまでそんなにのんびりしているつもりだ。