また悩む

Ａ工務店に一本化し、いよいよ仕様の煮詰めである。

２０００万円まで、まだ余裕があるので、床暖房、外構を見積もってもらう。

その他モロモロ、後でモメたくないのでできるだけ沢山要望を出し、仕様内で出来るか差額追加が必要か今のうちから詳細に検討してもらう。打合せの結果は表に纏め、宿題は翌週解答。
（そういえば、このＥＸＣＥＬの要望表をそのままコピーして載せたいんだけど、どうやんだろ。TABLEタグとか見たけど良く判らん。これも悩んでマス。簡単な方法誰か教えてクダサイ!!）

ところで、間取りはほぼ決まってしまったので、今度は外観が気になり始めた。

大手がバシっと３次元グラフィックで提示してきたのに対し、今度は自分でイメージしなければならない。

何か窓がフツーでダセえなあ。この窓をここに移動したいが柱が邪魔だ。この柱は勝手に取っても強度は大丈夫か？通し柱はどこに通すんだ？筋交いはどの壁に取るんだ？ああでもないこうでもないとひたすら悩む。

何悩んでんの。そんなのお父さんの悩むことじゃないでしょ。プロに任せたらいいんじゃないの。と妻の一言。

全くその通りである。

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理想を求めて

私の子供は中２（長女）、小６（長男）、小４（次女）の３人。

家を建てる事に関して上の２人の子供は、まあ自分の部屋が出来ればよい位の期待感であるが、末娘はノリノリである。

何か家具の通販の本を見て、自分の部屋の家具を勝手に決めてるぞ。

どれどれ？なんじゃコリャ!!　そう、リカちゃんハウスのノリなのである。

俺と末娘だけが何か違う方向へ邁進しているような気がする・・・

我が家のコンセプト

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我が家のコンセプトを考えた。
外観：　欧風のモダンだが自然と調和した柔らかな佇まい
内装：　木の良さを生かした見た目と作り
価格：　２０００万円以内のコストパフォーマンスの高い家
その他：　俺の好きなようにやる

確か最初はモダンでスタイリッシュ、機能美であったような気がするが人の気は移り易い。気にしない（この先も予告無しに変わる可能性があります。笑）

しかし!!ついに書いてしまうが、本当のコンセプトはフェラーリを置ける家である。
残念ながら、ガレージ付きの家はあまりにも非現実的なので、検討以前に断念。
が、欧風のモダンな家の前にフェラーリがある。ウーン、いいじゃない。

家族内では当然の如く誰にも相手にされていないが、とにかく理想というのはイメージが出来なければ実現できないそうである。逆にイメージしたものは必ず実現すると成功法則に書いてあったゾ。

必死にイメージするもどうもピンとこねえなあ。とにかくイメージ、イメージ(汗!!）

優劣比較

積水から探りの電話が入ったが状況を話して一応お断りをした。

今回見積もりを依頼したのは積水ハウス、トヨタホーム、Ａ工務店だが、その理由、良い点悪い点など簡単に纏めてみる。

積水ハウス：業界最大手ということですごくいいのだろうという単純な考え
トヨタホーム：会社の関連で５％の割引あり。積水と同じ鉄骨だが積水より安く買えるのではといった期待
Ａ工務店：　土地購入の不動産屋の紹介。社長は土着の３代目であり、その土地で長く続いているということは信用も出来る

見積り、打合せを通しての印象
積水ハウス：　営業の対応早く話の進みが速い。特に今回対応のＩ氏は私より若いと思うが人柄もなかなかよかったので契約に至らなかったのは多少残念ではある。
付加サービスも太陽光発電、耐震ダンパー、ダインコンクリート（断熱外壁、ＣＦでやってるよね）など魅力的であった
途中何度か書いたが、営業にコストかけすぎ。（それをサービスが良いと受ける人もいるだろうが）
トヨタホーム：　積水と比較して営業、プラン、ＰＲ何から何まで劣るといった印象。家自体はそう変わらないが。
太陽光発電も積水が全額メーカー負担に対し、半額負担とメリット無し。
他諸説明もマニュアル通りといった感じであったが、防犯対策は感心。これは他の大手にも言えたが、やはり大手○○ハウスで空き巣の被害多発ではメーカーの信用に関わるのだろう。
Ａ工務店：　社長が一人で営業〜設計とこなしており、大手とは比較する術はない。が、注文住宅といったメリットを最大限生かせる。（私のワガママが最大限通る）
大手で当たり前とされていることでもいちいち確認する必要がある

セオリーでは比較見積りは例えば鉄骨なら鉄骨、木造なら木造、大手なら大手、工務店なら工務店と比較的近い条件で優劣を見極めるのだそうだ。ま、そりゃそうだ。大手と工務店じゃ値段に開きがあるのは当たり前。

ただ、自分としては単に値段だけてなくコストパフォーマンスや自由度を検討してＡ工務店に決めたのであり、高いが積水も十分に魅力的であったと思う

逆にあんまり性能が近い業者同士の比較だとそれこそ最終的に価格だけで優劣を決めるしかなくなり、どこかでコストを削られる（悪く言えば手を抜かれる）可能性が高く、それはシロウトにはなかなか見極め出来ないと思う。

本当は木造大手なら一条工務店、工務店系ならパナソニックビルダー等のＦＣもプランをとってみたかったが、これまで通り毎週３件打合せをこなすのは相当負担。

ということで、Ａ工務店に最高の家を作ってもらうにはどうすればよいのか、といった方針で進めることに決定!!

これで決まり!!

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A工務店との打合せ。

いきなり結論から言うが、価格面では大手は相手にならない。

坪単価４２万円×３９．１坪＝１，６４２万円。積水より１，０００万円も安いじゃない。

では性能はというと、公庫仕様は満たしており１０年保障も含め一般基準はクリアしていると見た。

ただ、細かくみていくとオール電化でない、サッシがアルミサッシである等若干仕様に不満がある。

が、これなら相当色々やってもらっても２，０００万円は超えんだろ。ということで、色々注文。（標準との差額分がプラス）

オール電化：　ヒートポンプ式給湯，ＩＨヒーター　　　＋４２万円
サッシ：　高断熱仕様の樹脂サッシに　　　　　　　　　＋２０万円
暖房：　　蓄熱式ヒーター、床暖房（温水または電気）　＋６０万円

このほか床をフローリング⇒無垢板に変更でお願いしたが、こちらは木材の種類によってピンキリなので後日相談。

その他、収納の増設なども色々お願いしたが、これは標準単価の中でやってくれるとのこと。

なんかこう、余裕があっていろいろ自分で決められるのがやっぱ楽しいよね。ズバリ、Ａ工務店に決まりだな!!

営業攻勢

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ここ数回、積水との打合せには妻は出席していない。

形勢不利と見たか、昼間に電話、来宅と妻に営業攻勢をかけてきているようである。

今日も本来ならば契約した時点でもらえるという、当該の家の模型を持参。

しかしさあ、もう前々から言ってるじゃん。買うかも判らない客にあんまり営業経費使うなって。こんなの作ってくれたり毎回毎回プランや図面を立派なケースに入れてくれたり。結局売値に跳ね返ってくるんだから。

と、いいつつもやっぱりこの辺が一流メーカーとしての差別化なのかな、という気もする。（子供は模型もらって喜んでマス）

まあ営業のＩ氏はよくやってくれていると思う。そこは評価するが。

いずれにせよ、もう決めなくては。

土地契約

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土地を契約した。

２０８．６７ｍ2、９１５万円也

重要事項説明を聞いて、手付け金５０万円、収入印紙代１万円を支払い。

しかーし。ここでまた新たなオドロキが!!

仲介料３５１，２２５円です。

えっ？仲介料って９１５万円に含まれてないの？

まあ、当然土地を売主から仲介して売買しているのだから、仲介料を取るのは当然といえば当然だけど。最初に言われたっけ？

３５１，２２５円てどうやって決めたんだろうね。ふっかけられてんのかな。もっと高い金額言われたら大変だったね。と妻とヒソヒソ話。

相変わらずの無知ぶりだが、これも決まっているらしい。４００万円超の場合は売買価格×３％＋最大６万円。これに消費税。

よって９,１５０，０００×３％＋６０，０００＝３３４，５００円
消費税３３４，５００×５％＝１６，７２５円
合わせて３５１，２２５円である。

いよいよ大詰め

積水ハウス、トヨタホーム、Ａ工務店の見積りが出揃った。

積水ハウス：　前回で出血サービスは出揃った感じ。価格交渉に入ってきたが、特殊外壁などの前回提示オプションを除いて１５０万円の値引き提示。ただ、前回チョコっとキッチンについて注文をつけたら３０万円上乗せになってた。

トヨタホーム：積水ハウスと示し合わせたんじゃないかというほどほとんど同額。やはりこの辺が相場なのか。ただし、ユニット工法でそのユニットの大きさが５０ｃｍ刻みの規格の関係で、若干建坪が大きくなる（４１坪、他は４０坪以下）。規格以外のことはその都度追加で最初からハッキリしているのはいいのだが、この程度も追加なの？なんかサービスあんまり良くねえな。といった感じ。太陽光発電も積水同様エコモデルでサービスを謳ってきたが、積水が全額負担に対し、半額負担。積水の本気度Ａとすれば２ランク落ちの本気度Ｃだな。

Ａ工務店：当然だがダントツの安さ（当然木造軸組み工法だが）。ただ、宣伝パンフレットなど当然の如く無いので、耐震性能、断熱性能、サッシの仕様（断熱や防犯性）などは良く見えていないところがある。先日の新聞記事も気になるところである。

そろそろ決めなくては。ブランドと信頼性に保険と思ってお金を払うか、価格重視でいくか。

家に帰ってきたらスエーデンハウスから見学会案内の電話が入った。特に検討していないが、最初に総合住宅展示場で各社のモデルハウスを見た時、他のメーカーは何か画一的で、機能的だけど冷たさを感じた中で、木目を多様した温かみの感じられる作りで結構居心地が良かった（本音である）。外観もペンション風で高原とか森の中に似合いそうである。そういったのが好きな方にはオススメであるが残念ながら我が家のニーズにはマッチしていなかったので丁寧にお断りした。

冗談じゃない!!

今月から管理職の給与はさらに５％カットになります。

えっ、何それ？６月から元に戻るんじゃなかったっけ？

１月から既に５％カットされているのでこれで１０％のカット。なんか２０年度決算が予想よりも赤字だったんでイヤな予感はしてたんだけど･･･

しかし、管理職といったって上と下の板挟みで一番苦労している課長の給料減らしてとうすんだろうね。全く腹立たしい。

日銀総裁の景気予測だと日本経済は年末には持ち直すということだが。

まあ金融不安から始まって色々な要素があるんだろうが、一体全体世の中どうなっちまったんだ？といった感じである。トホホ･･･

ショック!!

２千万円払ったその日に…　注文住宅業者倒産の被害

朝日新聞の社会面に大変ショッキングな記事が・・・
http://www.asahi.com/housing/news/TKY200905130048.html

注文住宅のために多額の前払い金をつぎ込んだら、いきなり業者が倒産。お金は返らず、住宅は仕上がらず、途方に暮れる。

注文住宅の建築を請け負っていた中堅ハウスメーカーの倒産が相次ぎ、多額の「前払い金」を支払いながら着工されなかったり、家が完成しなかったりするケースが続出しているらしい。

しかしこれ貧乏クジを引いたじゃすまされないぜ。

被害者曰く、営業マンが「１％割り引くので全額払った方が得」と何度も食い下がるので、「どうせ払うものだし」と振り込んでしまった。営業マンも「大丈夫」と言っていた。まあ若手の営業マンなら判らなかったかもしれないが、少なくとも内部では資金繰りが苦しくなって早く代金を回収するよう指示してたハズ。

こういうのいったい誰に損害賠償申し立てればいいの？泣き寝入りじゃあんまりじゃない。

自営方法として、当面は営業マンの甘い言葉に騙されず、支払いを契約時１割、着工時２割、上棟時３割、内装着手時２割、完成時２割と分散することとある。こういったことも憶えておかなければいかんな。

しかし、大手企業の２０年度決算も続々と公表されてきたが、特に製造業は世界同時不況の影響で散々たる有様
我が社も多額の赤字決算でこちらもショック。人のことを心配している場合ではない。

こんな時期に家を建てようなんて、本当に大丈夫なのか？

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