通勤も車のエアコンを切って窓を開けて走る。キンモクセイの香りがふんわり漂っている。
なんて綺麗にまとめたいが、しばらく走ると異臭が・・・。
あっ、畑の脇に堆肥が山積みになってやがる。
まあなんというか、田舎ならではの風情はあるが(笑)
家の方も毎朝立ち寄るのだが、相変わらずブルーシートに覆われたままで、秘密のヴェールに包まれている。
俺が工場で工程を作れば、1日目:穴掘り〜外枠組み、2日目:午前中底コンクリート打設、午後から3日目まで養生、4日目鉄筋および内枠組み(終わるまで残業)、5日目午前中壁コンクリート打設、午後から6日目まで養生。7日目:枠解体で一週間で出来上がりである。
こうやって工場では、工事なら如何に工期を短縮し、延べ人工を削減するか、製品なら如何に1個当たりの加工時間を削減して生産性を上げるかなんてことを血眼になってやっている。
これで、品質も安全性も確保しろっていうんだから、まあ大変である。
厳しいが、その辺が製造業の面白さでもあるんだけどね。
ただ、やっぱり金融恐慌以降の状況は厳しいよ。ウチの工場も夏場一時9割程度まで回復したが、このところ向こう3ヶ月の受注予測が毎週下方修正されている。
2番底については両論あるようだが、ちょっとどうなんだろう。
このまま現状維持から若干下降程度に収まってくれればよいのだが。
麻生政権が中途半端ながらも行った景気対策は確かに一定の効果があったと思いますが、
麻生さん自身も言っていたように「あくまでカンフル」だったと思うんです。
恐ろしく値の張るスタミナ・ドリンクを飲んだおかげで、病後の身体でも軽く走ることは
できたんだけど、体力が回復した上でのことじゃないので、やっぱり息が荒くなってきた
ってことじゃないかと思うんです。本当はカンフルを打った時点から即、恒久的な対策を
矢継ぎ早に打っていかなければならなかったんだけど、そのための時間と労力を選挙に
費やしちゃった^^; 民主党も困ってると思いますよ、昨今の息切れ現象には。
怖いのは、アメリカも似たり寄ったりの状況に陥りだしたことです。去年の金融恐慌が
実は余震だったなんてことにならないように
祈るばかりです。
弊社のとある製品はかなり世間の景気状況に敏感なので、ちょっとこの先雲行きが怪しいのですが、今度ばかりは杞憂であることを願っています。